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雛人形を飾る意味は?場所は?しまい方とカビ対策について

ひな祭り・雛人形


 
雛人形を飾る意味や由来って知らない人が多いですよね。
ひな祭りだから飾らなきゃと漠然と思い飾っているだけで、その意味を気にしなかったりしませんか?
また飾る場所について気にしたことってありますか?
今回は雛人形を飾る意味や飾る場所、またしまい方について紹介いたします。
 

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雛人形を飾る意味とは?

 
ひな祭りは2つの行事が合わさって生まれたものだと言われています。
 
 
人形に自分の災いをうつしたものを川に流すことで厄払いをしていた行事

中国で行われていた「草や藁で作った人形で体を撫で、災いをうつしたものを川に流すことで厄払いをする」という行事が日本に伝わりました。
日本では「流し雛」という行事として広まっていきました。
自分にふりかかる災いは人形が背負ってくれ、その人形を川に流すことによって災いから逃れるということですね。
 
 
ひいな遊び

貴族階級の女の子がやっていた遊びで、紙の人形でおままごとをすることです。
 
 
この二つの行事が結びついて「ひな祭り」となりました。

最初は草や藁、紙で作られていた雛人形ですが、人形を作る技術も発達していき、雛人形は豪華になっていきいます。
その頃になると、雛人形を川に流すと、流れ着いたところで災いをもたらすと言われるようになり、流すことから飾るものへと変わっていったのです。
 
 
雛人形は「自分に災厄が起きても、身代わりになってくれる」ということから、女性が旅行へ行く時や、嫁入りの道具として持たれるようになりました。
そんな理由から、雛人形を飾るひな祭りは女の子の健やかな成長を願う日とされています。
また、嫁入り道具としての需要が多かった雛人形は、幸せな結婚を願って、またいい夫婦になれるよう、男女の雛人形が作られるようになったと言われています。

現代の医療ではすぐ治ってしまうような病気でも、昔は医療が進んでいないため、子供の時になくなってしまう子も多かったのです。
「大人になるまで健康に生きて、幸せな結婚をしてほしい」という親の願いが雛人形に込められていたそうです。
 
 
現在、雛人形は「子供の成長を見守りながら、病気や事故などの災厄から守ってくれる」存在です。
子供のためにも雛人形を飾り、大事なものなんだよと教えていきたいですね。
 

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雛人形を飾る場所のオススメは?

 
ここに飾らなければいけないという決まりはありません。
東向きや南向き(神様のいる方向)がいいという説もありますが、実際にはどこでもいいそうです。

ただ、「子供の成長を見守りながら、病気や事故などの災厄から守ってくれる」雛人形ですから、一番長く時間を過ごす場所やみんなの目につく場所がいいと思います。
となると、寝室になってしまいますが、寝室だと雛人形を見れる時間も少なくなりそうなのでリビングや和室がオススメです!
小型のコンパクトな雛人形であればピアノの上に飾りつけても大丈夫ですよ。
もちろん寝室でも大丈夫ですよ。
私も今の家に引っ越す前は寝室に飾っていました!
 
 
飾る部屋が決まったらこんなことにも注意してくださいね。

・直射日光があたらない場所
・エアコンやファンヒーターの風が直接当たらない場所
・水や油が飛んでくる可能性がない場所

また風水では玄関に飾るのはよくないとされているようです。

詳しくはこちらをどうぞ
雛人形を飾ってはいけない日と飾ってはいけない場所。お下がりはダメ? 
 
 
子供が小さい時は雛人形を触って壊してしまわないかと、飾るのが心配になりますよね。
不安があるうちは手の届かない場所に置くのがいいと思います。
リビング(いつでも目に付く場所)でなくても大丈夫です。

せっかくのお祝いごとであり、素敵な存在の雛人形にストレスを感じてしまっては元も子もありません。
雛人形も悲しんでしまうでしょうしね。
 
 
先ほども記載しましたが、我が家は0歳~3歳の時は寝室に飾っていました。
小さいマンションで、部屋の扉はいつも開けっ放しにしていたので、いつも目につくような場所でもありましたが。
祖父母がやって来てお祝いをするときだけリビングに置いていました。
置く場所がなかったので寝室に置いていましたが、娘はいつも寝る前に雛人形に話しかけていましたよ。
4歳のひな祭りはこれからですが、引っ越しをして飾る場所が出来たので、リビングに飾ります!

引っ越しをしてやっとリビングに飾ることができました(笑)
毎日ひな人形に保育園であった出来事を話していましたよ。
 
 
2歳くらいになると「触るときはやさしくしてね。赤ちゃんに触るようにやさしくね。」という約束も守ってくれ、指で「つんつん」と言いながらやさしく触っていました。
雛人形が飾ってある間は「おはよう」「おやすみ」の挨拶はかかさずしていました。

雛人形の意味をあまり分からず飾っていましたが、意味を知ると、なるべく長い期間飾ってあげたくなりますね。
そして、これからも娘が雛人形に話しかけてくれるとうれしいなと思うようになりました。
 
 

雛人形のしまい方とカビ対策について

 

片付けは手袋をしてから行います。
なぜかというと、手垢が雛人形についてしまうと、シミになってしまう場合があるんです。
また、手袋をしていれば爪で傷をつけてしまうリスクも避けられますね。
 
 
手袋をしたら、下の段から片付けを始めます。
やわらかい洋服ブラシなどで雛人形の汚れをとってくださいね。
付属のハタキやブラシが付いている場合はそれを使ってきれいにしましょう。

雛人形が持っているものや飾りなど、取れる小物は全て取り外し、乾いた布でキレイにふいてください。
台も拭いてくださいね。
 
 
人形のほこりを落としたら、顔を保護する紙(面紙)でやさしく包みます。
この紙がない場合、ティッシュペーパーでも代用可能です。
強く包むと型崩れの原因になってしまいますので、やさしく包んでくださいね。

 
包んだ雛人形を一体ずつ袋に入れて密閉し、箱に入れます。
人形同士が動いてぶつかったりしないよう、隙間を紙などでうめてください。
でも新聞紙は使わないでくださいね。
新聞紙を触っていると手が汚れますよね。
人形にもインクがついてしまう可能性があるので、絶対使わないでくださいね。
 
 
防虫剤を直接雛人形に触れないように入れて片付けます。
防虫剤は一種類だけにしてください。
また、防虫剤の種類によっては雛人形を溶かしてしまったり、変色させてしまう可能性があります。
雛人形専用の防虫剤がありますので、それを使った方が安心です。
また、雛人形をしまう袋に防虫効果が付いているものがありますので、こちらもオススメです。

 
 
しまう場所は湿気の少ない場所にしてくださいね。
極度に乾燥しているところも避けてくださいね。
 
 
正しいしまい方をしてカビから大事な雛人形を守ってあげてくださいね。

しまう時期についてはこちらをどうぞ
雛人形を飾る時期としまう時期 遅いと嫁にいけないって本当? 
 

まとめ

 
「人形に自分の災いをうつしたものを川に流すことで厄払いをしていた行事」と貴族階級の女の子がやっていたおままごと「ひいな遊び」が合わさってひな祭りがうまれました。
雛人形は「自分に災厄が起きても、身代わりになってくれる」ということから、ひな祭りは女の子の健やかな成長を願う日とされています。
また、幸せな結婚を願って、またいい夫婦になれるよう、男女の雛人形が作られるようになったと言われています。

飾る場所はどこでも問題ありませんが、オススメの場所はリビングや和室などの長く過ごす部屋で、みんなの目につく場所がいいでしょう。
子供が触って壊してしまいそうと不安な場合はリビングや和室などでなくてもいいでしょう。
ストレスにならない場所に飾ってくださいね。

片付けは雛人形に傷やシミをつけないよう手袋をしてからはじめてください。
防虫剤の種類によっては、雛人形にダメージを与えてしまう場合があります。
雛人形専用の防虫剤や、しまう袋に防虫剤効果が付いているものが安心です。
 
 
雛人形についてこちらで詳しくご紹介しています。
雛人形の基礎知識、疑問、処分の方法についてのまとめ
 

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