京都の伏見稲荷大社といえば、朱色が鮮やかな、無数の鳥居が山の斜面を埋め尽くす風景を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
あの、どこまでも続くように思える千本鳥居歩く神秘的な体験は、日頃の疲れを癒し、心をリフレッシュさせてくれるでしょう。
伏見稲荷大社に、なぜ鳥居がたくさんあるのか、そしてその意味は…。
そこには、人々の切なる願いが込められてきました。
では、伏見稲荷大社に鳥居を奉納する習わしは何時代から始まったのでしょうか?
「千本鳥居」と聞いて、実際に何本の鳥居があるのか、その本数が気になったことはありませんか?
千本鳥居というのだから千本かなと思う人が多いのですが、実際の鳥居の数は千本ではないのです。
では、伏見稲荷大社には、いったい何本の本数の鳥居が立ち並んでいるのでしょうか?
その本数を知れば、より一層伏見稲荷大社の壮大さを実感できるはずですよ。
そして、そんな伏見稲荷大社の鳥居。
実は、私たちも奉納できることをご存知ですか?
鳥居をよく見てみると、有名人の名前を発見することができますよ。
では、伏見稲荷の鳥居の値段はいくらなのでしょうか。
小さなミニ鳥居から、堂々と立つような大きな裏参道鳥居まで、大きさによって値段も様々です。
この「伏見稲荷大社」周辺には、観光に便利なホテルや旅館も多いです。
伏見稲荷大社の魅力を余すことなく堪能したいなら、周辺のホテルに宿泊するのがおすすめです。
早朝の澄み切った空気の中、朱色の鳥居が太陽の光を浴びて輝く。
人影もまばらな静寂の中、朱色の鳥居が連なる道を独り占めできる贅沢な時間を味わえます。
この記事では、「伏見稲荷大社」の千本鳥居の意味や なぜ鳥居がたくさんあるのか、鳥居の本数が何本なのか、値段などをまとめてみました。
また、観光に便利なおすすめホテル・旅館などもご紹介しますので参考にしてください。
伏見稲荷大社の千本鳥居の意味となぜ?
伏見稲荷大社といえば、神聖な空気が満ちた参道に続く、無数の朱色の鳥居「千本鳥居」が圧巻です。
その風景は神秘的で、日常を忘れさせてくれる、非日常的な体験をさせてくれますよ。
しかし、なぜ鳥居がたくさんあるのでしょうか?
そして、そこにはどんな意味が込められているのでしょうか?
そもそも鳥居の意味とは、神聖な領域と人間の世界を隔てる門のようなもの。
鳥居をくぐることで、心身を清め、神様に近づけるとされています。
伏見稲荷大社の千本鳥居の意味は、その先にある神聖な領域へ続く道筋、そして神様への祈りがより強く届くようにとの願いです。
では、なぜ鳥居がたくさんあるのか?
その答えは、願いが叶った感謝の証として鳥居を奉納する風習にあります。
一体、伏見稲荷大社に鳥居を奉納する習わしは何時代から始まったのでしょうか?
それは、江戸時代以降に広まったと言われています。
江戸時代以降、稲荷信仰が盛んになるにつれて、奉納の習慣も広がり、現在の壮大な鳥居の風景が形成されたのです。
人々の感謝の気持ちが目に見える形で現れているからこそ、千本鳥居は、単なる観光名所を超えた、生きたパワースポットとして、多くの人々の心を惹きつけるのかもしれませんね。
さて、なぜ、鳥居は鮮やかな「朱色」なのでしょうか。
朱色は、古くから神社仏閣に多く用いられてきた色で、魔除けの意味を持つとされています。
伏見稲荷大社においては、稲荷大神様の豊かなお力を表す意味をもつ色ともいわれ、より一層神聖な雰囲気を醸し出しているのです。
千本鳥居は、単なる観光名所ではなく、人々の願いと感謝の歴史そのものと言えるでしょう。
朱色のトンネルをくぐり抜け、その先に広がる神秘の世界を、ぜひご自身の目で確かめてみてくださいね。
伏見稲荷大社の千本鳥居の本数は何本?
「伏見稲荷大社といえば、あの赤い鳥居の光景!」誰もがそう思い浮かべるほど、伏見稲荷大社の鳥居の数が多いことでも有名です。
しかし、その千本鳥居の本数は何本なのかとなると「千本鳥居…ってことは、千本あるの?」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実は、伏見稲荷神社に存在する鳥居の本数は、なんと約1万基にも及びます。
稲荷山全体が神聖な場所とされ、その至る所に朱色の鳥居が立ち並ぶ様は、まるで朱色のトンネルが永遠に続くような幻想的な光景ですよね。
参道や小道に沿って立ち並ぶ鳥居は、神域と人間の世界を隔てる境界線であり、同時に神様への感謝の象徴として建てられています。
では、一体なぜ千本鳥居というの?と疑問に思った方もいるでしょう。
まず、一般的に「千本鳥居」と呼ばれるのは、奥社奉拝所へ向かう参道で、特に二股に分かれるあたりから奥社奉拝所までの区間を指します。
そして、「千本」は具体的な数字ではなく、「無数に続く鳥居」を象徴的に表した言葉です。
「千羽鶴」や「千手観音」など、日本の文化では「多くの」という意味を込めて「千」を用いることが多く、千本鳥居も、その壮大さを表現するために名付けられたと考えられています。
しかし、実際に伏見稲荷神社の千本鳥居に立っている鳥居の本数は約800基。
千本にわずかに届かないものの、その迫力は圧巻の一言。
伏見稲荷神社を訪れた際には、ぜひその目で確かめてみてくださいね。
そして、このたくさんの本数の鳥居の中には、あの有名人の名前が刻まれたものも存在します。
機密情報をもう1つ教えるゾ🍪☝
この前行ってきた伏見稲荷の千本鳥居で奉納した芸能人もいるんだゾ🍪☝⛩️ pic.twitter.com/DDoN3APpQn
— Cookie Monster 🍪(フォローの永久制限がかかってるみたいなんだゾ🖐️) (@TOMO2992878186) January 10, 2022
例えば、歌手の赤西仁さん、作家の村上春樹さん、漫画家の蛭子能収さん、歌手の槇原敬之さんなど、様々な分野で活躍する著名人の名前を見つけることができます。
なぜ、有名人の名前があるのか。
実は、これらの鳥居は、個人でも奉納することができるからです。
有名人じゃなくても、もちろん大丈夫です。
値段はかかってしまいますが、ご自身の想いを込めて、神聖な場所に自分だけの鳥居を建てることができるという特別な経験は、一生の思い出となるでしょう。
伏見稲荷大社を訪れた際には、ぜひ、お気に入りの有名人の名前を探したり、自分だけの鳥居を建てることを検討したりしながら、千本鳥居を散策してみてはいかがでしょうか?
伏見稲荷の鳥居の値段
前章で伏見稲荷神社の鳥居は、個人でも奉納できるとお話ししました。
「伏見稲荷の鳥居、あの朱色のトンネルに自分の名前を刻みたい。でも値段は一体いくらかかるんだろう?」
そう思った人もいるかもしれません。
ここでは、伏見稲荷の鳥居の値段をご紹介します。
自分だけの鳥居を建てることは、一生に一度の特別な体験です。
ご自身の名前が刻まれた鳥居を眺めることで、日々の生活に活力を得たり、目標達成へのモチベーションを維持したりすることができますね。
伏見稲荷の鳥居の値段
稲荷山を象徴する、あの巨大な鳥居。
その値段を目の当たりにする時、誰もが息を呑むことでしょう。
■伏見稲荷の鳥居の値段
- 5号:300,000円
- 6号:567,000円~
- 7号:702,000円~
- 8号:1,000,000円~
- 9号:1,175,000円~
- 10号:1,890,000円~
なんと、最小サイズでも30万円から!
そして、サイズが大きくなるにつれて、その価格は飛躍的に上昇していくのです。
値段が高いのには理由があります。
伏見稲荷の鳥居は、一つひとつが手作りで、永くその姿を保つために、厳選された木材を使用しています。
また、奉納された鳥居は、神域の一部となり、後世に受け継がれる貴重な文化財となります。
これらの背景から、奉納には一定の費用がかかるのです。
伏見稲荷の鳥居の値段は、奉納場所によっても異なるため、希望する場所がある場合は、事前に社務所(管理課)または稲荷山神蹟の各茶店に問い合わせてみましょう。
京阪「伏見稲荷」駅から続く裏参道鳥居にも奉納できますよ。
身近な願いを込めて…ミニ鳥居という選択肢
「さすがにあの大きさの鳥居は難しい…」
そんな風に感じているあなたも大丈夫!
伏見稲荷では、手軽に奉納できるミニ鳥居も用意されています。
本日、伏見稲荷の帰りに高畠商店(@takahata_store )様に立ち寄ってお土産と鳥居を購入しました
鳥居は神使くんへのプレゼントです🦊わーい!ボクにも鳥居がついに来たー!!嬉しい〜! pic.twitter.com/xWVqhOKMGt
— ルト (@ruto_kun) October 24, 2020
■伏見稲荷のミニ鳥居の値段
- S号(高さ約17cm):1,200円
- 6号(高さ約41cm):3,800円
- 5号(高さ約46cm):4,800円
- 4号(高さ約46cm):6,000円
- 3号(高さ約58cm):7,500円
- 2号(高さ約70cm):9,800円
- 1号(高さ約80cm):13,000円
ミニ鳥居なら一番小さいサイズの値段で1,200円。
これなら手が出せる値段ですね。
ミニ鳥居は、名前と住所を書いて奉納するだけでなく、ご自宅の神棚に飾ったり、旅の思い出として持ち帰ったりすることも可能ですよ。
大切な人への贈り物として、また、旅の思い出として、あなただけの特別なミニ鳥居を手に入れてみてはいかがでしょうか?
「伏見稲荷大社」周辺のおすすめホテル
千本鳥居で有名な伏見稲荷大社。
誰もいない早朝に、幻想的な風景を独り占めできたら…そんな夢を叶えてくれるのが、伏見稲荷大社からすぐ近くのホテルです。
人影もまばらな静寂の中、朱色の鳥居が連なる道を独り占めできる贅沢な時間を味わえるのは、早朝の伏見稲荷ならではの魅力。
神聖な空気が満ちた参道は、日常の喧騒から離れ、自分と向き合うことができる、特別な時間ですよ。
今回は、早朝参拝を叶えてくれる、伏見稲荷大社周辺のおすすめホテルを3つご紹介します。
アーバンホテル京都
この「アーバンホテル京都」は、伏見稲荷大社から徒歩約15分という立地の良さが魅力です。
朝から始まる旅を、美味しい朝食と快適な空間でサポートしてくれる、スタイリッシュなホテルです。
≪おすすめポイント≫
- 伏見稲荷大社へ徒歩圏内
ホテルから伏見稲荷大社まで徒歩圏内なので、早朝に出発して、静寂に包まれた神秘的な雰囲気を満喫できます。 - シモンズベッド完備の客室
光と木を基調とした温かみのある客室で、旅の疲れを癒やすことができます。
シモンズベッドが上質な眠りを約束してくれるので、翌日の観光も元気に行動できます。 - ライブキッチンが魅力の朝食ビュッフェ
シェフが目の前で調理してくれるオムレツや、京都ならではの食材を使ったおばんざい、焼きたてパンなど、バラエティ豊かなメニューが魅力です。
朝からお腹いっぱい食べて、エネルギーチャージ!
このホテルの総合評価は「3.84」です。( 評価詳細は こちら>> )
こんな人におすすめ!
- 伏見稲荷大社から徒歩圏内という近さで、早朝参拝を満喫したい人。
- バラエティ豊かな朝食ビュッフェで、朝からしっかり食べたい人。
- スタイリッシュな空間で、快適に過ごしたい人。
また、「アーバンホテル京都」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
THE REIGN HOTEL KYOTO
この「THE REIGN HOTEL KYOTO」は、伏見稲荷大社から徒歩約20分の場所にあります。
アートギャラリーをリノベーションしたスタイリッシュな空間で、洗練された京都滞在を満喫できるデザインホテルです。
≪おすすめポイント≫
- 朝の散歩に最適な距離
伏見稲荷大社までは徒歩約20分。
朝のすがすがしい空気を感じながら、ホテル周辺を散策するのもおすすめです。 - 北欧デザインの洗練された空間
北欧デザインを中心としたシンプルながらも洗練されたインテリアが魅力。
アート作品が点在する空間は、感性を刺激してくれることでしょう。 - デンマークの伝統料理「スモーブロー」を堪能できる朝食
バターを塗ったパンに、様々な具材をトッピングしたデンマークの伝統料理「スモーブロー」が楽しめる朝食は、ここでしか味わえない特別な体験になるはず。
このホテルの総合評価は「4.46」です。( 評価詳細は こちら>> )
こんな人におすすめ!
-
- 朝の時間に余裕を持って、伏見稲荷大社まで散歩がてら歩きたい人。
- 洗練されたデザインのホテルで、特別な時間を過ごしたい人。
- おしゃれな朝食で、旅先でも食のこだわりを大切にしたい人。
また、「THE REIGN HOTEL KYOTO」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
京都ユウベルホテル
この「京都ユウベルホテル」は、伏見稲荷大社から徒歩約20分の場所にあります。
京の風情を感じられる落ち着いた空間で、ゆったりくつろぎたい方におすすめのホテルです。
≪おすすめポイント≫
- 早朝参拝後も安心の距離
伏見稲荷大社まで徒歩約20分なので、早朝参拝の後でもホテルに戻ってゆっくりと休めます。 - 様々なニーズに対応できる客室
ツイン、ダブルルームはもちろん、特別な日にぴったりのスイートルームまで、様々なタイプの客室が用意されています。 - 旅の疲れを癒す大浴場
高濃度人工炭酸泉を完備した大浴場で、旅の疲れを癒やせます。
女性専用大浴場にはセキュリティシステムが導入されている為、安心して利用できます。
このホテルの総合評価は「4.54」です。( 評価詳細は こちら>> )
全ての評価項目が4.0以上とすごいホテルです。
こんな人におすすめ!
- 早朝参拝後もホテルでゆっくり休みたい人。
- 様々な客室タイプから、自分にぴったりの部屋を選びたい人。
- 大浴場で旅の疲れを癒やしたい人。
また、「京都ユウベルホテル」に宿泊するなら「楽パック」のプランが便利です。
交通費込みのお得なパックなので、旅行全体が格安で行けますよ。
「伏見稲荷大社」のまとめ
伏見稲荷大社といえば、どこまでも続くかのような無数の鳥居「千本鳥居」が圧巻です。
その風景は神秘的で、日常を忘れさせてくれる、非日常的な体験をさせてくれますよ。
伏見稲荷大社の千本鳥居の意味は、その先にある神聖な領域へ続く道筋、そして神様への祈りがより強く届くようにとの願いです。
では、なぜ鳥居がたくさんあるのか。
そして、伏見稲荷大社に鳥居を奉納する習わしは何時代から始まったのか。
それは、江戸時代以降、願いが叶った感謝の証として鳥居を奉納するという風習が広がり、現在の壮大な鳥居の風景になっていったのです。
「千本鳥居」とは言うものの、実際の鳥居の本数は千本ではありません。
稲荷山全体で何本あるかというと、なんと約1万基もの鳥居が存在しています。
その中でも、特に奥社奉拝所へ向かう参道に集中している約800基の鳥居を指して「千本鳥居」と呼びます。
千本鳥居なのになぜ千本じゃないの?と思うかもしれません。
「千」は具体的な数字ではなく、「無数に続く鳥居」を象徴的に表す言葉で、その壮大さを表現しています。
そして、これらの鳥居には、有名人の名前が刻まれたものも数多く見られます。
というのも、実は、伏見稲荷大社の鳥居は、私たち個人でも奉納することができるのです。
裏参道鳥居も奉納でき、奉納することは一生に一度の特別な体験になりますよ。
気になる鳥居の値段ですが、最小サイズの5号で30万円から。
大きくなるにつれて値段は上がり、10号ともなると189万円にもなります。
高価に感じるかもしれませんが、伏見稲荷大社の鳥居は、一つひとつが厳選された木材を用いた手作りで、永くその姿を保つための工夫が凝らされています。
「さすがにあの大きさの鳥居は難しい…」という方には、ミニ鳥居がおすすめです。
ミニ鳥居は、1,200円からで、奉納することはもちろん、自宅の神棚に飾ったり、旅の思い出として持ち帰ったりすることも可能です。
今回は…
- 伏見稲荷大社の千本鳥居の意味
- なぜ鳥居がたくさんあるのか
- 伏見稲荷大社に鳥居を奉納する習わしは何時代から始まったのか
- 千本鳥居の本数は何本なのか
- 伏見稲荷の鳥居の値段とミニ鳥居の値段
- 早朝参拝ができる周辺のおすすめホテル情報
をご紹介しました。
伏見稲荷大社の千本鳥居は、その神秘的な風景の裏に、人々の深い信仰と歴史が刻まれています。
朱色のトンネルをくぐり抜け、神聖な空気を肌で感じながら、自分自身の願いや感謝の気持ちを込めてみてはいかがでしょうか?
伏見稲荷大社のミニ鳥居も魅力的ですが、こんな鳥居グッズも人気ですよ。
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