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住民税の通知を見て、「ふるさと納税、払いすぎてた…」と気づいた方も多いはず。
せっかく寄付したのに控除されなかった分があると、こんなことが気になりますよね。
- ふるさと納税を多く払いすぎたらどうなるの?
- 確定申告をすれば戻るのかな?
- どうしたら還付されるのか手続き方法が知りたい
この記事では、ふるさと納税を多く払いすぎたときにどうなるのかをわかりやすくまとめました。
この記事でわかること
- ふるさと納税を多く払いすぎたら寄付として扱われる
- 多く払いすぎても確定申告で戻ることはない
- 還付されるのは、申告漏れや手続きミスを直したときだけ
これらについて詳しく説明していきますね。
ふるさと納税を多く払いすぎたらどうなる?
ふるさと納税を多く払いすぎたかも・・・。
そう思ったとき、「これって払いすぎたらどうなるの?」と気になりますよね。
せっかく寄付したのだから、できるだけしっかり控除してもらいたいものです。
ふるさと納税を多く払いすぎた分は、寄付として納めた扱いになります。
つまり、その分は税金から引かれないということ。
ふるさと納税には上限額が決まっていて、その範囲を超えた分は控除されない仕組みなんです。
「じゃあ、ふるさとの納税の多く払いすぎた分はどうにもならないの?」と思う方も多いはず。
次の章では、払いすぎた分は確定申告で戻るのかについてお話ししますね。
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ふるさと納税を払いすぎたら確定申告はどうする?
住民税の通知を見て「ふるさと納税、上限を超えてたかも」と気づいた方も多いはず。
せっかく寄付したのに、なんだか損した気分になりますよね。
そんな時、「確定申告をすれば払いすぎた分が戻るのかな?」と考えませんか?
でも残念ながら、払いすぎた分そのものは確定申告をしても戻らないんです。
ふるさと納税は、年収や家族構成などから決まる上限の範囲までが控除の対象です。
それを超えた分は、税金から引かれずに「寄付として納めた」扱いになります。
たとえば上限が5万円の人が7万円寄付した場合、控除されるのは5万円までです。
残りの2万円は寄付したことになり、確定申告をしても戻ってはきません。
つまり、ふるさと納税を多く払いすぎても還付の対象にはならないんです。
けれど、その分はしっかり自治体の力になっています。
寄付と思えば、少し気持ちが軽くなるかもしれませんね。
ちなみに、ふるさと納税サイトなどでできる「上限額シミュレーション」はあくまで目安です。
簡易的な計算のため、実際の上限額とは少し差が出ることがあります。
そのため、シミュレーション結果ぎりぎりまで寄付すると、上限をオーバーしてしまうことも。
目安としては、上限の8〜9割程度にしておくと安心ですよ。
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ふるさと納税を払いすぎた時に還付されるケースとは?
「じゃあ、ふるさと納税を多く払いすぎた分は本当に還付されないの?」そう思った方もいるかもしれません。
確かに、上限を超えた寄付は還付されません。
ですが、申告や手続きにミスがあった場合は、還付されるケースもあります。
すでに確定申告を終えていても、入力ミスや金額の間違いなどで控除が正しく反映されていないことがあるんです。
確定申告で控除の申告漏れや申請忘れがあった場合
よくあるのが、ふるさと納税の寄付金控除を確定申告で申告し忘れていたケースです。
また、ワンストップ特例制度の申請をしていなかった場合も、控除がまだ反映されていません。
そのようなときは、「還付申告(または確定申告)」を行うことで控除を受け直すことができますよ。
上限の範囲内であれば、税金が戻ることも。
申告できる期間は寄付をした年の翌年から5年間。
思い当たる方は早めに確認してみてくださいね。
すでに確定申告をしていて内容に誤りがあった場合
すでに確定申告を終えていても、入力ミスや金額の間違いなどで控除が正しく反映されていないことがあります。
そんな時は、「更正の請求」を行えば訂正ができます。
正しい金額に修正すれば、控除の差額分が還付されることもありますよ。
ふるさと納税の還付は、上限を超えた寄付が返ってくるものではありません。
ただし、控除の申告漏れや手続きのミスがあった場合は、還付されることもあります。
控除が反映されていないかもと思ったときは、住民税決定通知書の「寄付金税額控除額」を見てみてくださいね。
ふるさと納税は、正しい手続きをしていれば損をすることはありません。
気づいたときに確認しておけば、あとで安心できますよ。
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ふるさと納税を多く払いすぎたらについてのまとめ
ふるさと納税を多く払いすぎた分は、確定申告をしても戻ってきません。
上限を超えた分は、税金の控除対象外となり「寄付として納めた」扱いになります。
また、多く払いすぎたからといって、特別な手続きをする必要はありません。
確定申告の処理は、通常通りでOKです。
「ふるさと納税を多く払いすぎた」なんてことにならないためには、寄付額を決めるときに少し注意が必要です。
ふるさと納税サイトでできる「上限額シミュレーション」はあくまで目安。
簡易的な計算のため、多少の誤差が出ることがあります。
シミュレーション結果ぎりぎりまで寄付すると、上限をオーバーしてしまうことも。
目安としては、上限の8〜9割ほどに抑えると安心ですよ。
また、申告漏れや手続きのミスがあった場合は、修正申告や更正の請求で控除を受け直せることがあります。
この場合のみ、税金が還付されるケースもあります。
ふるさと納税は、正しい手続きをしていれば損をすることはありません。
気づいたときに確認してみてくださいね。
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